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黒マリア [天地 あまつち]

この薔薇は黒真珠といいます。黒い薔薇の種類のひとつです。その名のとおり、美しい球体の真珠に白と黒がありますが、薔薇にも白と黒があります。薔薇にまつわるお話は、以前にも「薔薇 アブラカタブラ」をそえて記しましたとおり、聖母マリアを喩える象徴です。
参考:”墻靡 そうび”を語る ”墻靡 そうび” 古代の山茨

そして、みなれた白いマリア像のほかに黒マリアがあります。

アヴェ・マリアのaveは、Evaのの倒置であって、罪深きエヴァに対して清らかなマリアとされていますが、キリストに深くかかわる三人のマリアであるマグダラのマリア、ヤコブの母マリア、マリア・サロメは、聖杯を持ってフランスにやってきたなどという伝説があります。

12世紀頃、フランス各地にマリア像が発見されます。泉の底、樫の木、洞窟からですが、教会で祀っても、また元の場所へもどるという不思議な話。そして、このマリア像の特徴は「黒いマリア像」だったこと。

薔薇 黒真珠英国ではOurLadyとよばれていますが、黒いマリアの出現した各地には、「Notre-Dame ノートルダム」という名前の寺院が設営されています。パリ、アミアンをはじめ、シャルトルのノートルダム、ランスのノートルダム、バイユーのノートルダムは、線で結ぶと結ぶとおとめ座が出現するといいます。

私は、ノートルダムと聞くと、ヴィクトル・ ユーゴーの「ノートルダムのせむし男(原題 Notre-Dame de Paris)」を思い出します。 ディズニーでも、ヒロイン エスメラルダの声をデミ・ムーアが吹替えしたミュージカルアニメがあります。ただ、せむしは差別用語にあたるらしいことを書き添えておきますね。(『せむしの子馬』という童話があったのですが、ご存知の方いらっしゃるでしょうか・・・)

さて、この黒いマリア像は古い時代の女神像であるらしく、当時の教会では、異端でした。
その信仰が、キリストに深くかかわる三人のマリアのひとりマグダラのマリアをあらわしているらしいです。

このマグダラのマリアは、タロットカードにも象徴されています。大アルカナの「愚者」は聖ロクス、「奇術師」は聖エリギウス、「女教皇」は聖アンナ、「女帝」は戴冠聖母マリア、「皇帝」は聖ゲオルギウス、「教皇」は聖グレゴリウス、「隠者」は聖アントニウス、「ソフィアあるいは世界」はマグダラのマリアという説もあれば、小アルカナのQueen of Cups 聖杯の女王という説もあります。これが、カードの系統により、違うのですね。

小アルカナは、魔法の杖、聖杯、剣、五芒星形 の4つのキーワードにわかれ、それぞれに数札とコートカードがあります。おもしろいのは、五芒星形の「3」のカードです。カードの意味は、たいてい「教会」、「寺院」などというように、「教会」と名のつくすべてを指していますよね。

ところが、私が子供時代にクリスマスプレゼントにいただいたウェイト版のタロットでは、五芒星形の3には、「フリー・メイソンなどの秘密結社の会員」という一文も、付け加えられています。子供の頃でしたので、秘密結社という響きにわくわくしたものでしたが。

さて「女帝」は、イシス、イヴ、ヴィーナスという、他の名称もあります。
女帝が着用しているドレスは柘榴の花のドレス。薔薇ではないのですね。

タロットカードの「女帝」については、以前の記事で、ちょっと触れております。
参考 万緑叢中紅一点

タロットについては、こちらを参考に。
TAROT HISTORY
TAROT HISTORY
Tarot of Marseilles
THE CAMOIN HOUSE


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